これから、やろうとしているところです。 2010.08.30 プロデューサーM.M.
「これから、やろうとしているところです。」は、民主党の政治家が発するお決まり文句。もっとも、民主党がその構造故、なかなか手の付け所に困っているのは、その構造を、結果守り続けた自民党政治の産物。その構造批判をして、「何故やらないんだ!」と堂々と指摘をする自民党議員の厚顔無恥ぶり。基地問題はその最たるもの。14年間杭を打ててないのだから。
しかしどの世界でも、「これから、やろうとしているところです。」は、「やっていません」と同義語になる。俺も他人事では無い。経過や結果を示さねば、やっている事にはならないのだ・・・(汗)。
さて、常々世代交代と言う事について俺は言及しているつもりですが。音楽業界もスポーツ界と同様で、ミュージシャンもスタッフも現役の高齢化が進んでいまして。しかし、感性と時代とのコラボが大変重要な音楽ビジネスの世界において、感性の劣化は、老眼の進む世代には否めない事実(笑)。俺は20代の時に、上の世代を見て、「誰もROCKを分かってない!」位にその感性を信用していなかったので、常に自分が何かを起こしたくて仕方なかった。そうかと言って、何か特別な努力や力を行使した訳では無く、自然に振る舞って来ただけなので、自分がやれる事は、周りの連中でも簡単に出来る事だと信じて疑わない訳です。逆に、何で誰もやらないんだろう?と。
正直、今の若者には、上が詰まり過ぎていると思う。しかも、俺達おっさん域が、結構イケている(笑)と思っている。しかし、絶対感性だけでも生きていられる様な若者世代には、物足りなかったり、ズレテいると感じていたりするはずなんだよね。そう感じていたら、俺達は邪魔だと思うんだけど。でも、誰も攻めて来ないんだよね(笑)。
俺は音楽をビジネスとして扱う事を苦手として来た。ビジネスと言うより、需要と供給。音楽を作る大元は人だから。人を商品として扱う事は無理!ミュージシャンは人だから。大量生産出来ないから!ビジネスとして割り切れる人は、音楽を売る事に長けている。契約で割り切れる人達はね。俺にはそれが無いから、自然供給と、自然需要が産まれるバランスの中に居る。だから、金儲けにも興味が<あまり>ない(笑)。
話戻すと、確かに俺達には人脈も経験も有る。でも、経験は役に立つ反面、足かせにもなる。知らぬが仏で、答えや結果が予想付かない方が、枠に囚われない結果を得られる。可能性が広がる。だから、俺は若い奴らが好き勝手にやって出る結果を見るのが好きだ。経験に基づいた守りの戦略なんて、面白くも何とも無い。勿論、俺達には俺達のやり方が有る。その中には、良き伝統が必ず有るから、時代に迎合する必要なんてない。少なくともアナログに勝る本物は無い。デジタルは便利で簡単な分、実力を比べたら、アナログには敵わない。当然だ。コピペ無く、環境悪の中で最初から最後まで自力で作り上げるのだから、それ以上の実力は無い。それにより培ったモノを、我々が捨て居る必要なんてない。
一方、若者の気持ちを知らない・理解出来ないベテランは、若い時代に何もしなかった奴。若い時代にチャレンジしたベテランは若者を理解出来るはずだ。だって、若い時代を経験してるから。
政治の世界だけじゃなくて、どの世界も、潤滑に世代交代と引き継ぎをするだけで、随分活気の有る社会が出来上がると思うんだけど。○沢さんが、哀れで小さい男にしか見えないのは俺だけか?